テレビ番組や自身のYouTubeチャンネルでギターの腕前を披露している狩野英孝さん。
その自身のYouTubeチャンネルでは、ギターの演奏だけでなく初心者向けのギター講座も行っております。
今回は「初心者のためのギター講座(クセあり)優里さん!これを見ればボイパもできるよ!」に焦点を当てて、狩野さんのギターの腕前について取り上げていきます。
Contents
「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO」の初心者のためのギター講座とは?
上の動画は狩野さんがこれからギターを趣味として始める方のために、ギターのイロハについて教える動画です。
優里さんとは?
なに?!
ドライフラワーの優里君が?!見てみようwカバーのカバーww
ありがとう😊【狩野英孝】誰もが知る名曲をカバーしてみた! https://t.co/ONIMF0gM3F pic.twitter.com/yFUMBYpeLh
— 狩野英孝 (@kano9x) February 26, 2021
タイトルにある優里さんとはどのような人物なのか?
優里さんとは代表曲には「ドライフラワー」、「ペテルギウス」などがあるシンガーソングライターで、狩野さんとは動画内でコラボしたこともあります。
また狩野さんも動画内で優里さんの持ち歌をカバーするなどかなりの親交があります。
今回の動画内でも優里さんの名前は結構な頻度で出ているので、注目ポイントです。
ギターの基礎講座! 説明が丁寧で分かりやすい⁉
狩野さんがまず説明するのはギターの構造について。
ギターの弦の本数を数えながら、丁寧に説明しています。
こちらはネックというものの説明から、そのネックを区切るフレットという単位の説明をしているところです。
3フレッドの4弦目、2フレッドの2弦目などギターの楽譜の読み方も教えますが、狩野さんが言うに基本さえ覚えておけば後は独学で応用が利くとのことです。
かなり短めの説明でしたが、わたしとしては一つ一つ丁寧に専門的になりすぎずかといって端的になりすぎず分かりやすい説明の仕方だったように思えます。
ギターを弾くにはコードを覚えることが重要‼
スタッフが初心者がギターを始めて初日で弾ける曲について狩野さんに聞いてみた一幕です。
狩野さんはここでもギターを一番最初に練習するべきこととして「コードを覚える」ことが大切だと説明します。
狩野さんが言うに全部のコードを覚える必要はなく、ある程度を覚えておけばどんな曲を弾くにも応用が利くとのことです。
中でも「C」、「G」、「Am(エーマイナー)」、「Em(イーマイナー)」、「F」の5つのコードを覚えておけばどんな曲でも弾けると豪語します。
しかしこの5つのコードの中で「F」というコードが難しく、この「F」を覚えられずに挫折してしまう人が多いとも。
「F」は人差し指で1フレッドを抑えながら、中指、薬指、小指で弦を抑えるという指の酷使がかかることを説明しています。
さらに、指で抑える強弱の調整が難しくほとんどの人は綺麗に音色を奏でられないということも。
しかし1フレッドの全ての弦を指で抑えるのが難しい方のために、狩野さんは裏技を用意しています。
まず人差し指で1弦と2弦を抑えて、残りの指先で該当する弦を抑えれば「F」のコードが簡単に完成すると説明します。
これなら指の負担も軽減できるうえに、わざわざ難しい方法を使わなくても自分でやりやすいようにアレンジできれば覚えられると語る狩野さん。
ギターを1ミリも知らないわたしでも、簡単に覚えられそうな気分にさせる説明でした。
「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO」のギターアレンジ曲「大きな古時計」とは?
シンガーソングライター・優里もお気に入り⁉ 狩野英孝ver.の「大きな古時計」の魅力!
子どもの頃に一度は聞いたことのある「大きな古時計」。
その狩野英孝さんver.はとてもクセがあり抑揚のついた歌い方が特徴的です。
そんな狩野英孝さんver.の「大きな古時計」ですが、狩野さん曰く「歌ってみました」や「YouTubeに載せました」といった報告を受けており、多くの方々に親しまれていることが伺えます。
先述のシンガーソングライター・優里さんも狩野英孝さんver.の「大きな古時計」をYouTubeに載せているとのこと。
その狩野英孝さんver.の「大きな古時計」について、狩野さん本人がレクチャーしてくれるようです。
まず「G」のコードから始まり、さらに狩野英孝さん節を出したいときは「歌い始めをしゃくる」ことが第一のポイントです。
こうすれば狩野さん曰く、聞き手が興味を持ち聞いてみたくなるそうです。
次に力を入れたい箇所が入ってくるので、最初から「大きく空気を吸う」のが第二のポイントです。
そして「おじいさんの時計」の「時計」の直前で溜めに溜めて、聞いている人の目を見て「時計」を言います。
こうすることで視線を向けられた人がドキッとして狩野さんに注目が集まるという狩野さん流の演出が込められています。
次に「100年いつも動いていた」の「いた」の「い」の部分で「喉をつぶす」のが第四のポイントです。
出だしで裏声で喉を開いていたのを閉めるテクニックだと狩野さんは語ります。
その直後の「おじいさんの時計」では先ほどの「時計」で相手を見ながら歌うのも忘れない狩野さん。
サビを滑らかに歌う狩野さんですが、狩野さんが言うにこの後「大きな古時計」狩野英孝ver.の挫折点があると言います。
EIKO流・ボイスパーカッションの神髄⁉
「百年休まずに」の部分から狩野さんはボイスパーカッションを入れているのですが、優里さんでさえ「難しい」と評するほどここで挫折する人が多いそうです。
ボイスパーカッションが入るのは「チクタク、チクタク」の部分ですが、狩野さんは「チクタク、チクタク」の部分を「ドゥプ・ツ・ルス」と覚えておき、あとは自分流のボイスパーカッションでアレンジしていけば習得できるとレクチャーします。
この「ドゥプ・ツ・ルス」をキレよく言うのを反復するように意識していけば習得できるとのこと。
また「ドゥプ」、「ツ」、「ルス」それぞれのコツもここでは丁寧に説明しています。
そして最後に「思い切り感情を入れる」というポイントを説明して、オリジナルの歌詞を入れています。
さらに「喜怒哀楽を入れることで聞こえ方の印象が違う」と語る狩野さん。
狩野さんのギターに対する情熱が伝わってくる印象を持った動画でした。
まとめ
狩野さんは「自分はそこまで上手ではない」と謙遜しつつ、ギターに対する情熱を持っていることが分かることが伝わる動画だったと思います。
また狩野さんがギターをこよなく愛し、楽しんで演奏している様子が伝わるような動画だったというようにも感じられました。
音楽には「作曲家や演奏者の気持ちがこもっている」とよく言われますが、狩野さんのレクチャーと実演を通してそれがよく伝わる動画内容でした。
上の動画は狩野さんが「翼をください」をギター演奏で熱唱している弾き語り動画ですが、今回の動画をふまえてこちらの動画も是非ご視聴してみてください!