2012年、スキルス胃がんのため闘病生活を送っていた宮迫博之さん。
「何がきっかけで」「どんな検査で」など、その時の経験を宮迫ですっ!チャンネルで語ってくれました。
宮迫さんに何が起きたのか、一緒に見ていきましょう!
Contents
宮迫ですっ! スキルス胃がんが見つかるまで
宮迫さんのスキルス胃がん経験談は、この動画で語ってくれました!
どんなことを話したのか、宮迫さんの話を中心に紹介していきます。
きっかけは人間ドッグ
宮迫さんがスキルス胃がんを見つけるきっかけは『人間ドッグ』でした。
2日間の休みが珍しかった宮迫さんは、マネージャーを通じて人間ドッグの予約をすることに。
しかし……
年齢のことも考えて胃カメラを強く希望した宮迫さん。
一旦は「検査内容の変更は無理」と突っぱねていた病院側でしたが、ありがたいことにバリウム検査から胃カメラ検査に変えて検査をしてもらうことになりました。
検査から数日後、宮迫さんは病院の応接室に呼ばれることになりました。
応接室に呼ばれるだけでも緊張するのに、さらにそこで「初期がん」と宣告されるとは……。
宮迫さんは視鏡手術の検査の予約をするために、大きな病院へ向かうことになりました。
セカンドオピニオン大切さ
予約のために病院に向かっている途中、宮迫さんは【セカンドオピニオンの話】を思い出しました。
セカンドオピニオンは【患者が納得いく治療方法が選べるように主治医とは違う医療機関に病院の診断・治療方法を聞くこと】【第2の意見】を言います。
向かっている途中に知り合いの医者に電話をした宮迫さん。
「行こうとしている病院は、手術までかなりの日数を要するから」と別の病院を紹介された宮迫さん。
紹介してもらった医療機関に検査結果の書類など見せると、疑問を持ったそのお医者さんは胃カメラを再度やることを提案します。
そして、もう一度検査をしてみると……
( ゚Д゚)!!
なんと人間ドッグで受けた結果とは別の結果、しかもかなり重度のスキルス胃がんだったのです!
スキルス胃がんとは
スキルス胃がんは【胃の壁を厚く硬くさせて広がっていく胃がん】のことを言います。
様々な胃がんの中でも約10%の確率で発生すると言われていて、かつ、内視鏡検査での発見が難しいと言われているようです。
そのため、発見時にはすでに進行していることが多く、【治療が難しいがん】とされています。
宮迫さんの場合は、奇跡的に初期の段階で見つかったので治療がすぐできたとのことでした。
もしセカンドオピニオンをしていなかったら、宮迫さんの命はどうなっていたのか……、想像するだけで怖いですね。
ちなみに、膀胱がんステージ4から奇跡の復活を遂げた竹原さんも「セカンドオピニオン」で病気を見つけた人でした。
最初の検査で診断ミスをした医者を訴えたようですが、医者側は一切謝らなかったといいます。
診断ミスをして患者が死亡した・後遺症が残ったなど大事にならない限り、医者(医療機関)側は謝らないそうです。
宮迫さんも竹原さんも【セカンドオピニオン】をしたからこそ助かった命と言えますね(^-^)
宮迫ですっ! 家族と仲間たちの支え
宮迫さんはどんな闘病生活を送っていたのか、紹介していきます。
芸人仲間の反応
【スキルス胃がん】と診断された宮迫さんは、芸人仲間・後輩などに伝えることに。
冗談交じりで「俺ガンやねん。」と明るくふるまうところは、芸人魂と言えますね。
そんな中、大号泣していた人が1人……。
一方、号泣している小杉さんを見た宮迫さんは、最後まで泣かずにみんなとワイワイ過ごしたそうです。
明るくしていたほうがガンのことを忘れられたのかもしれませんね。
一番の支えは家族と笑い
そんな宮迫さんの一番の支えとなった存在、それは……
奥さまとお子さんの存在でした。
特に奥さまの存在はとても大きかったらしく、こんなやり取りもしていたそうです。
その値段、なんと1,400万円!!
それでも買っていいよ!という宮迫さんの懐の大きさ、頭が下がります。
そして、転移のことも考えて【胃の3分の2】を切除した宮迫さんは、病理検査と呼ばれる「がん細胞が転移していないかどうか」をチェックする検査にも奥さまが同行。
検査結果を聞いて一緒に腰を抜かしたという宮迫夫婦(笑)
こんなやりとりを一緒にできるのも、夫婦の絆・仲の良さが伝わってきますね。
そして何より、
治療後はリハビリなどをしますが、「外の散歩と病室で日の光を浴びること」、「楽しくお話をすること」が一番いい過ごし方だとお2人。
ちなみに、スキルス胃がんを含む消化器系のがんは「治療後5年を超えて再発しなければ完治した」と言われています。
宮迫さんが手術したのは「2012年」、そしてこの動画を収録・公開したのが「2022年」と約10年経っているので、無事に完治したと言えますね\(^o^)/
気になる費用
入院中はいろんな出来事があったという宮迫さん。
特に竹原さんと意見があったのが、
「よくわからない水」「明らかに手作業で入れた茶色い飲み物」などがたくさん送られてきて、とても困ったそうです。
ちなみに、ガン治療の費用はいくらだったのか気になるところです。
ガン保険に入ってなかったという宮迫さんは、実費で支払うことになり、退院後に必要な保険に入ったそうです。
ガン保険のCMの出演依頼が来たのも、これがきっかけとなったといいます。
確かにガン保険に入っていると、ある程度の金額は保険で賄えるので、半額くらいで実費は済みそうですよね。
保険の大切さも学べますね。
食欲は落ちたはずなのに……
今でも半年ごとに検診を受けている宮迫さんは、食事量がかなり減ったといいます。
しかし、宮迫ですっ!チャンネル内で「長崎でデカ盛りちゃんぽんを食べる」という動画で宮迫さんはこんなことを言っていました。
「いきなり食べるとダンピング(胃と腸のつなぎ目が詰まることで吐いてしまう現象)が起きるので、回数を分けて食べてください」と指導された宮迫さん。
ダンピングを体験するために普通盛りのかつ丼を食べたところ、何も起こらなかったそうです(笑)。
1回に食べる量は減ったとしても、全体的に食べる量はそんなに変わっていないのかもしれませんね(^^;)
まとめ
今回は宮迫さんが経験した『スキルス胃がん』の闘病生活について紹介しました。
なかなか見つけにくいスキルス胃がん、無事に見つかって、そして、完治できてよかったですね。
また、セカンドオピニオン・身近な家族の存在の大切さも痛感しました。
皆さんも、病気発見のきっかけとなる人間ドッグを受けてみてはどうでしょうか。